「この操作を実行するアクセス許可が必要です」
対処2: ファイルの所有者を変更する
「この操作を実行するアクセス許可が必要です」というエラーメッセージが表示された場合、該当ファイルの所有者を変更することで編集が可能になることもあります。
Windows10でファイルの所有者を変更する手順は以下の通りです。
- 該当ファイルで右クリックをして「プロパティ」をクリックする
- 画面が表示されたら「セキュリティ」タブをクリックする
- 下部にある「詳細設定」をクリックする
- 「セキュリティの詳細設定」に画面が切り替わるので「所有者」の右側にある「変更」をクリックする
- 画面が「ユーザーまたはグループの選択」に切り替わったら「詳細設定」をクリックする
- 画面右側にある「検索」ボタンをクリックする
- 下部に表示される「検索結果」の中から現在ログオンしているユーザー名を選択して「OK」をクリックする
- 画面が「ユーザーまたはグループの選択」に切り替わったら「OK」をクリックする
- 「セキュリティの詳細設定」の画面になったら、「所有者」が選んだユーザー名になっているか確認する
- 「所有者」の下にある「サブコンテナとオブジェクトの所有者を書き換える」にチェックを入れて「適用」をクリックする
- Windowsセキュリティの注意書きが表示されたら「OK」をクリックする
- 「セキュリティの詳細設定」の画面で「OK」をクリックし、画面を閉じる。「フォルダのプロパティ」も閉じる
所有者を変更した後、ファイルの移動や削除が可能になっていれば問題ありません。
対処3: ファイルのアクセス権を変更してみる
ファイルの所有者を変更しても「この操作を実行するアクセス許可が必要です」のエラーメッセージが表示される場合は、ファイルのアクセス権も変更してみましょう。変更手順は以下の通りです。
- 該当ファイルで右クリックをして「プロパティ」をクリックする
- 画面が表示されたら「セキュリティ」タブをクリックする
- 下部にある「詳細設定」をクリックする
- 「セキュリティの詳細設定」に切り替わったら下部にある「子オブジェクトのアクセス許可エントリすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える」にチェックを入れる
- チェックをつけた項目の上に「継承の有効化」が表示されていることを確認して「OK」をクリックする
- 警告画面が表示されたら「はい」を選択する
- 「プロパティ」画面に戻ったら「OK」をクリックして閉じる
この操作で、設定したファイルに対してログオンユーザーである自分にアクセス権が与えられます。その後は削除や編集など、必要な操作を行いましょう。